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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 気管支喘息の薬物療法のポイント

喘息の病態に対してリスクファクターとなり得る薬剤

著者: 大石光雄1

所属機関: 1近畿大学医学部第4内科

ページ範囲:P.2355 - P.2357

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ポイント
●喘息の病態に対してリスクファクターとなりうる薬剤とは,本来の薬理作用や二次的なメカニズムによって,気道過敏性や気道狭窄を一層助長させるものと解釈できる.
●そのような薬剤には,アスピリンその他の非ステロイド性酸性解熱鎮痛抗炎症薬,β遮断薬および向精神薬などの治療薬のみならず,ヨード造影剤のような検査薬,食品・医薬品添加物なども含まれる.
●しかし,それぞれの薬理作用とリスクは一律ではなく,時に致死的となるものもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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