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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 慢性閉塞性肺疾患と気管支拡張症

慢性気管支炎の薬物療法

著者: 斉藤元泰1 藤村政樹2

所属機関: 1石川県済生会金沢病院呼吸器科 2金沢大学医学部第3内科

ページ範囲:P.2359 - P.2361

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ポイント
●慢性湿性咳嗽を呈する患者(いわゆる慢性気管支炎患者)の大半は副鼻腔異常を伴う副鼻腔気管支症候群患者である.
●患者自身はしばしば副鼻腔異常に気づいていないので,詳細な問診,理学所見,画像検査が必要である.
●副鼻腔気管支症候群に対してはエリスロマイシン少量長期投与という確立された治療法があるが,何らかの理由でエリスロマイシンが投与できない場合にはニューマクロライドを用いる.
●治療初期に低用量オフロキサシンをエリスロマイシンに併用することにより,早期の臨床症状の改善が得られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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