文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器薬の使い方 慢性閉塞性肺疾患と気管支拡張症
慢性肺気腫の薬物療法の適応と限界
著者: 岡田千春1 高橋清1
所属機関: 1国立療養所南岡山病院内科
ページ範囲:P.2362 - P.2364
文献購入ページに移動ポイント
●慢性肺気腫の治療は,根治療法はなく対症療法が主である.
●肺気腫の病態は,肺の気腫化と閉塞性換気障害であるため,薬物療法の主体は気管支拡張薬である.
●異論はあるが,心血管系への影響の少ない吸入抗コリン薬の定期使用が第一選択である、これに症状に合わせてβ2刺激薬,キサンチン誘導体,あるいは副腎皮質ホルモンを使用する.
●薬物療法にもおのずと限界があり,積極的に呼吸訓練,在宅酸素療法を併用すべきである.
●慢性肺気腫の治療は,根治療法はなく対症療法が主である.
●肺気腫の病態は,肺の気腫化と閉塞性換気障害であるため,薬物療法の主体は気管支拡張薬である.
●異論はあるが,心血管系への影響の少ない吸入抗コリン薬の定期使用が第一選択である、これに症状に合わせてβ2刺激薬,キサンチン誘導体,あるいは副腎皮質ホルモンを使用する.
●薬物療法にもおのずと限界があり,積極的に呼吸訓練,在宅酸素療法を併用すべきである.
掲載誌情報