文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器薬の使い方 呼吸器感染症の薬物療法
いわゆる市中感染性肺炎
著者: 山木戸道郎1 白井千春1
所属機関: 1広島大学医学部第2内科
ページ範囲:P.2380 - P.2382
文献購入ページに移動ポイント
●市中肺炎では喀痰性状の把握が重要で,膿性痰のときは細菌性肺炎を考える.
●喀痰のグラム染色は起炎菌推定に有用である.
●市中肺炎の起炎微生物では,肺炎球菌とインフルエンザ菌が重要である.
●肺炎球菌はセフェム系薬剤に耐性のこともあるため,注意を要する.
●インフルエンザ菌性肺炎ではβ-ラクタマーゼ産生株を考慮し,抗生剤を選択しなければならない.
●市中肺炎では喀痰性状の把握が重要で,膿性痰のときは細菌性肺炎を考える.
●喀痰のグラム染色は起炎菌推定に有用である.
●市中肺炎の起炎微生物では,肺炎球菌とインフルエンザ菌が重要である.
●肺炎球菌はセフェム系薬剤に耐性のこともあるため,注意を要する.
●インフルエンザ菌性肺炎ではβ-ラクタマーゼ産生株を考慮し,抗生剤を選択しなければならない.
掲載誌情報