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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

今月の主題 呼吸器薬の使い方

呼吸器感染症の薬物療法

日和見感染による肺炎

著者: 赤川志のぶ1 毛利昌史1

所属機関: 1国立療養所東京病院内科

ページ範囲:P.2386 - P.2387

文献概要

ポイント
●日和見感染性肺炎はすでに重篤な状況にあるcompromised hostに発症し,致死的となりやすいため,感染の予防,監視,早期発見および適切な治療は極めて重要である.
●カリニ肺炎はST合剤やペンタミジンで治療するが,重症例では早期から副腎皮質ステロイドを併用する.
●真菌肺炎には,アムホテリシンBなどの強力な抗真菌剤を投与する.
●緑膿菌肺炎はβ-ラクタム剤とアミノ配糖体の併用やIPM/CSで治療する.
●サイトメガロウイルス肺炎には,ガンシクロビルや高抗体価の免疫グロブリン製剤が有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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