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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 呼吸器感染症の薬物療法

マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎・ウイルス肺炎

著者: 矢野敬文1 大泉耕太郎2

所属機関: 1国立病院九州医療センター呼吸器科 2久留米大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2389 - P.2391

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ポイント
●ウイルスによる気道感染症は慢性気道感染症の急性増悪,喘息発作および細菌性肺炎への進展の誘因として重要で,抗菌薬の適応が考慮されることも多い.
●Compromised hostの予後を左右する因子として呼吸器感染症は重要な役割を演じており,サイトメガロウイルス肺炎が重要である.
●クラミジア肺炎の臨床像はマイコプラズマ肺炎に類似しており,ミノサイクリン,マクロライド系薬剤が有効である.
●マイコプラズマ肺炎への第一選択薬はマクロライド系薬剤であるが,ニューキノロン剤も有効である.また,遷延化する気道刺激症状には気管支拡張剤が有効なことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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