文献詳細
文献概要
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 成因
Coronary regression
著者: 山本章1
所属機関: 1国立循環器病センター研究所
ページ範囲:P.2534 - P.2536
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●粥状動脈硬化の発症・進展には高脂血症,耐糖能低下,高血圧,タバコ,ストレスというメジャーのリスクファクターがあるが,そのうち冠動脈硬化に最も強く働き,しかも定量的な関連性がはっきりしているのがコレステロールである.
●コレステロールを下げることによって動脈硬化性疾患の発生を予防しようとする動きに加えて,最近では,血管造影によってある程度の退縮の可能性を実証し,またおそらくはプラークの安定化によって心筋梗塞や心臓死のイベント発生を抑制できたとする論文が次々と発表されている.
●粥状動脈硬化の発症・進展には高脂血症,耐糖能低下,高血圧,タバコ,ストレスというメジャーのリスクファクターがあるが,そのうち冠動脈硬化に最も強く働き,しかも定量的な関連性がはっきりしているのがコレステロールである.
●コレステロールを下げることによって動脈硬化性疾患の発生を予防しようとする動きに加えて,最近では,血管造影によってある程度の退縮の可能性を実証し,またおそらくはプラークの安定化によって心筋梗塞や心臓死のイベント発生を抑制できたとする論文が次々と発表されている.
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