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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻13号

1994年12月発行

今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩

診断

冠動脈造影検査の今後の方向性

著者: 西田隆寛1 出川敏行1 山口徹1

所属機関: 1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)

ページ範囲:P.2558 - P.2560

文献概要

ポイント
●冠動脈造影により冠動脈の解剖,病変形態,冠攣縮,側副血行路が評価できる.
●冠動脈造影は狭心症の重症度,治療法の選択,治療効果判定に必要である.
●動脈造影の現時点での問題点は,侵襲的であること,入院を要すること,冠動脈病変の描出が不十分であること,シネフィルムを要すること,などである.
●近い将来,より侵襲が少なく,容易に止血でき,外来での検査が可能となり,また,画像処理のコンピュータ化,シネレス化により患者情報の活用が容易になると予想される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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