文献詳細
文献概要
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 診断
無症候性心筋虚血
著者: 岸田浩1
所属機関: 1日本医科大学第1内科
ページ範囲:P.2562 - P.2563
文献購入ページに移動ポイント
●無症候性心筋虚血の原因としては,anginal warning systemの障害,心筋虚血の程度,痛みの感知の差,などがある.
●本症では,心電図のみならず,心筋血流減少,壁運動異常などを調べる検査法によって定量的診断を行うことが必要である.
●健常者における運動負荷心電図異常の診断には,負荷心筋シンチの評価が必要である.
●冠動脈疾患が明らかな例では,ホルター心電図によるST下降は評価できるが,陽性基準を満たすものに限る.
●無症候性心筋虚血の原因としては,anginal warning systemの障害,心筋虚血の程度,痛みの感知の差,などがある.
●本症では,心電図のみならず,心筋血流減少,壁運動異常などを調べる検査法によって定量的診断を行うことが必要である.
●健常者における運動負荷心電図異常の診断には,負荷心筋シンチの評価が必要である.
●冠動脈疾患が明らかな例では,ホルター心電図によるST下降は評価できるが,陽性基準を満たすものに限る.
掲載誌情報