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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻13号

1994年12月発行

今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩

治療総論

狭心症の治療法の選択

著者: 光藤和明1

所属機関: 1倉敷中央病院循環器内科

ページ範囲:P.2567 - P.2569

文献概要

ポイント
●狭心症に対する治療の第一選択はPTCAを含めた冠動脈インターベンションである.
●冠動脈インターベンションが不可能なら冠動脈バイパス術(CABG)を考える.
●CABGが不可能か血行再建が不要なら,薬物療法のみを考える.
●安定狭心症一枝疾患に対しては,比較的広い領域の虚血を認めるときは薬物療法よりも冠動脈インターベンションが選択される.多枝疾患になるにしたがって手術のウェイトが大きくなる.
●薬剤不応性狭心症や梗塞後狭心症に対するPTCAの成績は必ずしも良くない.不安定狭心症はできるだけ薬物療法で安定化させたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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