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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻13号

1994年12月発行

文献概要

今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 治療総論

高齢者や心機能低下を合併した狭心症の治療の基本

著者: 向井済1 林田憲明1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.2571 - P.2573

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ポイント
●狭心症と診断したら,まず侵襲的治療の適応となるか否かを判断する.適応がなければ,冠動脈造影も大動脈バルーンパンピングも必要ない.
●増加する高齢者の狭心症は,陳旧性心筋梗塞や多枝病変例が多い.抗狭心症薬は臓器機能の低下傾向のため少量投与を原則とし,副作用に注意する.
●心・腎機能低下,不整脈,冠動脈バイパス術(CABG)・冠動脈形成術(PTCA)後,高血圧,脳血管障害,感染症,脱水,貧血など特殊な病態で生じた狭心症には,原因となった病態と狭心症の治療をあわせ行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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