文献詳細
文献概要
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 Conventional Therapy
抗血小板薬
著者: 江見吉晴1
所属機関: 1三重大学医学部第1内科
ページ範囲:P.2590 - P.2591
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●狭心症の治療には,発作の寛解,予防,生命予後の改善が含まれる.
●抗血小板薬は血管障害因子の除去,血管内膜の保護の観点から,動脈硬化そのものの治療として期待し,使用されている.
●心事故発生の二次予防に抗血小板薬は効果がある.しかし,その種類,量には確立したものはない.
●健常成人に心事故の一次予防のために抗血小板薬を投与すべきかどうかは,相反する報告があり,確立されていない.
●狭心症の治療には,発作の寛解,予防,生命予後の改善が含まれる.
●抗血小板薬は血管障害因子の除去,血管内膜の保護の観点から,動脈硬化そのものの治療として期待し,使用されている.
●心事故発生の二次予防に抗血小板薬は効果がある.しかし,その種類,量には確立したものはない.
●健常成人に心事故の一次予防のために抗血小板薬を投与すべきかどうかは,相反する報告があり,確立されていない.
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