文献詳細
文献概要
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 Conventional Therapy
抗高脂血症薬
著者: 梶波康二1 馬渕宏
所属機関: 1金沢大学医学部第2内科
ページ範囲:P.2593 - P.2597
文献購入ページに移動ポイント
●高脂血症の薬物療法はHMG-CoA還元酵素阻害薬の出現により大きく進歩した.
●高脂血症の治療により,冠動脈硬化症の進展予防のみならず,わずかながらもその退縮をもたらすことが可能である.また,病変の安定化を介して心事故を減少させることが示されている.
●高脂血症の治療目標は個々の症例別に設定されるべきであり,その際一次予防と二次予防の違い,年齢および性差を特に考慮すべきである.
●高脂血症の薬物療法はHMG-CoA還元酵素阻害薬の出現により大きく進歩した.
●高脂血症の治療により,冠動脈硬化症の進展予防のみならず,わずかながらもその退縮をもたらすことが可能である.また,病変の安定化を介して心事故を減少させることが示されている.
●高脂血症の治療目標は個々の症例別に設定されるべきであり,その際一次予防と二次予防の違い,年齢および性差を特に考慮すべきである.
掲載誌情報