文献詳細
文献概要
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩 トピックス
DCAから得られた動脈硬化像
著者: 笠行典章1 上田真喜子1
所属機関: 1大阪市立大学医学部第1病理
ページ範囲:P.2627 - P.2629
文献購入ページに移動●DCAの際に得られる組織材料は,ヒト動脈硬化病変や再狭窄病変のメカニズムの解析に有用である.
●DCAの組織標本には,陳旧性動脈硬化病変,新生内膜,血栓あるいはその反応性組織など多彩な病像がみられる.
●新生内膜は再狭窄病変において極めて高率に認められるが,時に新規狭窄病変でも見いだされる.
掲載誌情報