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薬を正しく使うためのDrug Information—副作用について・12
G-CSFと間質性肺炎
著者: 浦部晶夫1
所属機関: 1関東逓信病院血液内科
ページ範囲:P.2667 - P.2669
文献購入ページに移動 顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte colony-stimulating factor:G-CSF)は,各種の好中球減少症の治療薬として広く用いられている.G-CSFは副作用の少ない薬剤であるが,G-CSFの使用に伴って間質性肺炎の発症をみたという報告がいくつかあり,これが果たしてG-CSFに特異的な副作用といえるのかどうか,必ずしも一定の見解は得られていない.本稿では,自験例の解説を含めて私見を述べてみたい.
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