icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線

間脳下垂体疾患—診断法の進歩

下垂体のMRI診断

著者: 高橋立夫1 桑山明夫

所属機関: 1国立名古屋病院脳神経外科

ページ範囲:P.267 - P.272

文献概要

ポイント
●下垂体腺腫はMRI上,正常下垂体よりも相対的にlow signal intensityとして造影される.
●一方,下垂体内のlow signal intensityがすべて腺腫とは限らず,colloid cyst,parsintermedia cyst,infarctionなどのこともある.
●先端肥大症,巨人症の98%は手術にて下垂体腺腫が確かめられる.Cushing病も内分泌学的診断が最も確実であり,画像診断上,下垂体に明らかな腫瘍が見られなくても,きめ細かな手術によって腫瘍を発見することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら