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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 間脳下垂体疾患—治療法の進歩

GnRH agonistによる思春期早発症および婦人科疾患の治療

著者: 三宅侃1 増本伸之1 神田裕樹1

所属機関: 1大阪大学医学部産科学婦人科学

ページ範囲:P.274 - P.276

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ポイント
●GnRH agonistは下垂体でのレセプターとの結合力が強く,結合時間も長いため,GnRHより作用が強力である.
●GnRH agonistを投与すると,下垂体の防御反応として細胞膜にあるレセプターはダウンレギュレーションを起こすので,初期にはゴナドトロピン分泌は一時的に増加するが,その後抑制される.
●GnRH agonistは,ゴナドトロピンまたは性腺からの性ステロイドホルモンに依存している疾患を治療するために用いられる.それらは特発性思春期早発症,子宮内膜症,子宮筋腫,前立腺癌などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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