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文献概要
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 間脳下垂体疾患—治療法の進歩
下垂体腫瘍のradiosurgeryによる治療
著者: 河本俊介1
所属機関: 1東京大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.281 - P.283
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●radiosurgeryとは,放射線の焦点により目標部位を選択的に大量照射して破壊する方法である.
●1回で大量の線量を照射するため,照射部に隣接した組織の放射線障害をきたす危険性が高い点が,通常の外部照射と異なる.
●視神経の障害を避けるため,視神経から5mm以上離れた腺腫に適応が限られる.
●有効例では,治療後3カ月頃より効果が現れる.
●Cushing病や先端肥大症では,いったん内分泌学的に改善すると,再発は少ない.
●radiosurgeryとは,放射線の焦点により目標部位を選択的に大量照射して破壊する方法である.
●1回で大量の線量を照射するため,照射部に隣接した組織の放射線障害をきたす危険性が高い点が,通常の外部照射と異なる.
●視神経の障害を避けるため,視神経から5mm以上離れた腺腫に適応が限られる.
●有効例では,治療後3カ月頃より効果が現れる.
●Cushing病や先端肥大症では,いったん内分泌学的に改善すると,再発は少ない.
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