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文献概要
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 甲状腺疾患—遺伝子解析とその応用
甲状腺ホルモンの産生とサイログロブリン遺伝子
著者: 家入蒼生夫1
所属機関: 1獨協医科大学臨床病理
ページ範囲:P.298 - P.301
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●サイログロブリンは,分子量66万の巨大な糖蛋白で,甲状腺ホルモン合成の場でもあり,また貯蔵の場でもある.
●サイログロブリン異常症の分子レベルでの解明がされつつあり,現在まで点変異によりスプライシングの異常が生じ,サイロキシン合成障害をきたした2例が報告されている.
●スプライシングの異常は,遺伝子変異の結果生ずる障害を最小にする機構でもあるらしい.
●サイログロブリンは,分子量66万の巨大な糖蛋白で,甲状腺ホルモン合成の場でもあり,また貯蔵の場でもある.
●サイログロブリン異常症の分子レベルでの解明がされつつあり,現在まで点変異によりスプライシングの異常が生じ,サイロキシン合成障害をきたした2例が報告されている.
●スプライシングの異常は,遺伝子変異の結果生ずる障害を最小にする機構でもあるらしい.
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