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今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 甲状腺疾患—治療法の進歩
悪性眼球突出症の治療およびその効果判定
著者: 横山直方1 長瀧重信1
所属機関: 1長崎大学医学部第1内科
ページ範囲:P.329 - P.331
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●悪性眼球突出症は甲状腺眼症の重症型で,典型例は著明な眼球突出と続発性眼障害(軟部組織病変,複視,角膜障害,視力障害)を認める.
●診断としては,客観的な病態の重症度,病期の把握のため,新たに診療マニュアルおよび眼障害の分類法が作成された.
●現在の治療法はいずれも根本的治療法とはいえないが,ステロイドと放射線治療の併用療法を中心に施行されている.
●悪性眼球突出症は甲状腺眼症の重症型で,典型例は著明な眼球突出と続発性眼障害(軟部組織病変,複視,角膜障害,視力障害)を認める.
●診断としては,客観的な病態の重症度,病期の把握のため,新たに診療マニュアルおよび眼障害の分類法が作成された.
●現在の治療法はいずれも根本的治療法とはいえないが,ステロイドと放射線治療の併用療法を中心に施行されている.
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