文献詳細
文献概要
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 副甲状腺・代謝性骨疾患—診断法の進歩
高Ca血症の診断と副甲状腺ホルモン,副甲状腺ホルモン関連蛋白の測定
著者: 福本誠二1
所属機関: 1東京大学医学部第4内科(分院)
ページ範囲:P.358 - P.360
文献購入ページに移動ポイント
●高カルシウム(Ca)血症の原因疾患として,原発性副甲状腺機能亢進症と悪性腫瘍に伴う高Ca血症が最も頻度が高い.
●Immunoradiometric assayによるintact PTH(parathyroid hormone)の測定は,腎機能の影響を受けにくく,PTH分泌の正確な評価を可能とした.
●PTHrP(PTH-related protein)の測定法が開発され,悪性腫瘍に伴う高Ca血症の大部分を占めるhumoral hypercalcemia of malignancyの診断も容易になった.
●高カルシウム(Ca)血症の原因疾患として,原発性副甲状腺機能亢進症と悪性腫瘍に伴う高Ca血症が最も頻度が高い.
●Immunoradiometric assayによるintact PTH(parathyroid hormone)の測定は,腎機能の影響を受けにくく,PTH分泌の正確な評価を可能とした.
●PTHrP(PTH-related protein)の測定法が開発され,悪性腫瘍に伴う高Ca血症の大部分を占めるhumoral hypercalcemia of malignancyの診断も容易になった.
掲載誌情報