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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 副甲状腺・代謝性骨疾患—診断法の進歩

骨代謝回転の評価と骨代謝マーカーの測定

著者: 神崎晋1 久保俊英1 清野佳紀1

所属機関: 1岡山大学医学部小児科

ページ範囲:P.362 - P.366

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ポイント
●骨は骨吸収と骨形成を繰り返し(骨代謝回転)ながら,その形態を維持している.生理的,病的骨変化はこの両者の不均衡の結果生じると考えることができる.
●骨形成の指標としては,①骨型アルカリフォスファターゼ(ALP),②オステオカルシン(OC),③I型プロコラーゲンC末端ペプチド(P1CP)が特異性が高く頻用されている.
●骨吸収の指標としては,従来より用いられている①尿中ハイドロキシプロリン(Hyp)に加え,②酒石酸耐性酸性フォスファターゼ(TRAP),③尿中ピリジノリン(Pyr),デオキシピリジノリン(Dpyr)などが注目を集めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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