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今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 副甲状腺・代謝性骨疾患—治療法の進歩
高Ca血症および骨粗鬆症のbisphosphonateによる治療
著者: 竹内靖博1
所属機関: 1東京大学医学部第4内科(分院)
ページ範囲:P.372 - P.375
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●Bisphosphonateはピロ燐酸に類似の合成化合物であり,骨に高い親和性を持ち,強力な骨吸収抑制作用を発揮する薬剤である.
●悪性腫瘍に伴う高Ca血症に対してbisphosphonateを静脈内投与すると,血清Ca値の低下効果が認められる.
●骨粗鬆症患者にbisphosphonateを経口投与すると,骨量の増加が認められる.
●近い将来,bisphosphonateは上記の疾患および悪性腫瘍の骨転移の治療において重要な役割を果たす薬剤となるであろう.
●Bisphosphonateはピロ燐酸に類似の合成化合物であり,骨に高い親和性を持ち,強力な骨吸収抑制作用を発揮する薬剤である.
●悪性腫瘍に伴う高Ca血症に対してbisphosphonateを静脈内投与すると,血清Ca値の低下効果が認められる.
●骨粗鬆症患者にbisphosphonateを経口投与すると,骨量の増加が認められる.
●近い将来,bisphosphonateは上記の疾患および悪性腫瘍の骨転移の治療において重要な役割を果たす薬剤となるであろう.
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