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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線 副腎疾患—遺伝子解析とその応用

21水酸化酵素欠損症と21水酸化酵素遺伝子

著者: 三木哲郎1 荻原俊男1

所属機関: 1大阪大学医学部老年病医学講座

ページ範囲:P.391 - P.394

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ポイント
●21-OHDは副腎過形成症候群の中で最も頻度(85〜95%)の高い(15,000〜20,000の出生に1の割合)常染色体性劣性の遺伝性疾患であり,本邦では早期発見のための新生児スクリーニングが全国的レベルで始まっている.
●21-OHDの原因となるCYP21遺伝子の約90%の変異部位は,偽遺伝子であるCYP21Pに由来している(遺伝子変換).この変異はPCRを利用することにより検出できる.
●de novoの突然変異の頻度が予想より高いため,遺伝子診断では注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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