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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

文献概要

カラーグラフ 生検による組織診断・2

著者: 河合俊明1

所属機関: 1防衛医科大学校病理学

ページ範囲:P.433 - P.436

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肺生検の手技
 開胸肺生検,経皮針生検と比較して,内科的に最も一般的に施行されている経気管支的肺生検(transbronchial lung biopsy;TBLB)によって採取した病変にっいて主に述べる.
 生検の際の注意事項として,第1は病変部位を的確に,しかも十分な量を採取することである.TBLBは開胸生検に比較して採取できる範囲が限定されており,また検体が小さい弱点がある.最近では,X線透視,CT,超音波ガイドによる生検が用いられ,病変の部位に応じて適時使い分けることが理想である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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