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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻2号

1994年02月発行

文献概要

これからの医療と医療制度・2

特定機能病院

著者: 寺崎仁1

所属機関: 1日本大学医学部医療管理学

ページ範囲:P.459 - P.459

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 前号で「大学病院の特定機能病院への移行の動きは鈍い」と書いたが,ここ1カ月の間に状況は一変しているようである.この原稿は11月に書いているのだが,従来の2つの国立病院(国立がんセンター・国立循環器病センター)に加えて,12月1日より順天堂大学病院と日本医科大学病院,それに日本大学板橋病院の3つの私立大学病院が,「特定機能病院」として承認されることが決まった.そして,11月下旬と12月上旬には,たて続けに医療審議会の開催が予定されており,新たに10施設程度が「特定機能病院」に承認される見通しである.そのほとんどは私立医科大学の病院であるが,3〜4の国立大学でも「特定機能病院」への移行を早急に検討しているようで,この原稿が読者の目に触れる頃には,恐らく20施設近くの大学病院が「特定機能病院」となっている可能性がある.
 ところで,この聞き慣れない「特定機能病院」とは一体どのようなものなのであろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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