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文献概要
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 貧血への対応
貧血患者をみたらどう対応するか
著者: 木崎昌弘1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.491 - P.495
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●貧血患者をみたらMCV, MCHCに注目し,3種類に貧血を分類する.
●小球性貧血で最も頻度の高いものは鉄欠乏性貧血である.その際,必ず原因疾患,ことに悪性腫瘍の有無を確認する.
●正球性貧血は最も頻度の高い貧血であるが,網赤血球数が溶血や出血性貧血の鑑別に重要である.
●大球性貧血では,巨赤芽球性貧血のほかにMDSも重要な鑑別疾患である.
●貧血患者をみたらMCV, MCHCに注目し,3種類に貧血を分類する.
●小球性貧血で最も頻度の高いものは鉄欠乏性貧血である.その際,必ず原因疾患,ことに悪性腫瘍の有無を確認する.
●正球性貧血は最も頻度の高い貧血であるが,網赤血球数が溶血や出血性貧血の鑑別に重要である.
●大球性貧血では,巨赤芽球性貧血のほかにMDSも重要な鑑別疾患である.
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