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今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 白血球の増多と減少
白血球増多症へのアプローチ
著者: 宮地勇人1
所属機関: 1東海大学医学部臨床病理
ページ範囲:P.528 - P.531
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●慢性の好中球性白血球増多症で重要な血液学的問題に,骨髄増殖性疾患(慢性骨髄性白血病,骨髄線維症)と類白血病反応がある.これらの鑑別診断に末梢血液像が参考になる.
●赤血球形態異常は,骨髄増殖性疾患の鑑別に有用であり,類白血病反応では基礎疾患に伴う貧血の病態を考察できる.
●白血球の量的(分画)・質的(形態)異常は,白血球増多症の鑑別および病態診断に有用である.
●幼若白血球とともに赤芽球が多く出現する白赤芽球症の鑑別には,骨髄生検が大切である.
●慢性の好中球性白血球増多症で重要な血液学的問題に,骨髄増殖性疾患(慢性骨髄性白血病,骨髄線維症)と類白血病反応がある.これらの鑑別診断に末梢血液像が参考になる.
●赤血球形態異常は,骨髄増殖性疾患の鑑別に有用であり,類白血病反応では基礎疾患に伴う貧血の病態を考察できる.
●白血球の量的(分画)・質的(形態)異常は,白血球増多症の鑑別および病態診断に有用である.
●幼若白血球とともに赤芽球が多く出現する白赤芽球症の鑑別には,骨髄生検が大切である.
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