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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻3号

1994年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 白血球の増多と減少

好酸球増多症はどのようにワークアップするか

著者: 村上博和1 松島孝文1 田村遵一1

所属機関: 1群馬大学医学部第3内科

ページ範囲:P.535 - P.537

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ポイント
●著明な好酸球増多症(2,000/μl以上)はさまざまな臓器障害を伴うことがあるので,早期診断・治療が必要となる.
●好酸球増多症を認めた場合,隠れている基礎疾患の検索が重要である.
●末梢血液塗抹標本を必ず鏡検すること.
●Hypereosinophilic syndrome(HES)は,①1,500/μl以上の末梢血好酸球増多が6カ月以上持続,②他の好酸球増多をきたす明らかな原因が認められない,③好酸球浸潤による臓器障害が認められる,と診断基準が定められているが,除外診断が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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