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今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 血小板と凝固系異常
出血しやすい人をどうみていくか
著者: 朝倉英策1
所属機関: 1金沢大学医学部第3内科
ページ範囲:P.549 - P.551
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●出血傾向をきたす病態としては,①血小板の数または機能の低下,②凝固線溶異常,③血管壁の脆弱化が挙げられる.
●血小板数が正常であり,出血時間の延長が見られれば,先天性・後天性の血小板機能低下,von Willebrand病,血管異常を疑う.血小板数,出血時間が正常であれば,凝固線溶異常を疑い,プロトロンビン時間(PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT),フィブリノゲン,FDPをはじめとする検索を行う.
●出血傾向をきたす病態としては,①血小板の数または機能の低下,②凝固線溶異常,③血管壁の脆弱化が挙げられる.
●血小板数が正常であり,出血時間の延長が見られれば,先天性・後天性の血小板機能低下,von Willebrand病,血管異常を疑う.血小板数,出血時間が正常であれば,凝固線溶異常を疑い,プロトロンビン時間(PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT),フィブリノゲン,FDPをはじめとする検索を行う.
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