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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻3号

1994年03月発行

今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解

血小板と凝固系異常

出血しやすい人をどうみていくか

著者: 朝倉英策1

所属機関: 1金沢大学医学部第3内科

ページ範囲:P.549 - P.551

文献概要

ポイント
●出血傾向をきたす病態としては,①血小板の数または機能の低下,②凝固線溶異常,③血管壁の脆弱化が挙げられる.
●血小板数が正常であり,出血時間の延長が見られれば,先天性・後天性の血小板機能低下,von Willebrand病,血管異常を疑う.血小板数,出血時間が正常であれば,凝固線溶異常を疑い,プロトロンビン時間(PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT),フィブリノゲン,FDPをはじめとする検索を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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