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文献概要
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 血液・造血器腫瘍のプライマー
急性リンパ性白血病
著者: 辻本卓子1 河野道生1
所属機関: 1広島大学原爆放射能医学研究所内科
ページ範囲:P.562 - P.566
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●急性リンパ性白血病(ALL)には,芽球の分化度による不均一性がある.
●ALLの確定診断には,形態学的分類に加えて,細胞表面抗原の解析は不可欠である.
●細胞表面抗原の2カラー染色法(抗CD38抗体使用)により,白血病細胞集団の不均一性の詳細な解析が可能となる.
●成人ALLの予後は,小児と比し不良であり,化学療法では長期生存は期待できず,骨髄移植を第1寛解期に行うのが望ましい.
●急性リンパ性白血病(ALL)には,芽球の分化度による不均一性がある.
●ALLの確定診断には,形態学的分類に加えて,細胞表面抗原の解析は不可欠である.
●細胞表面抗原の2カラー染色法(抗CD38抗体使用)により,白血病細胞集団の不均一性の詳細な解析が可能となる.
●成人ALLの予後は,小児と比し不良であり,化学療法では長期生存は期待できず,骨髄移植を第1寛解期に行うのが望ましい.
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