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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻3号

1994年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 血液・造血器腫瘍のプライマー

二次性白血病

著者: 渡辺健太郎1

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.572 - P.575

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ポイント
●二次性白血病(secondary leukemia,therapy-related leukemia)は,悪性腫瘍患者の長期生存に伴いその発症は増加している.
●二次性白血病の予後は一般的に不良であり,平均生存期間は2〜8カ月であるが,予後良好な一群も報告されている.
●高齢者や全身状態不良の場合には支持療法を考慮すべきである.
●de novo AMLの寛解導入療法と同様の化学療法で30〜70%の寛解を得られるが,寛解期間は数カ月と短い.
●同種骨髄移植は唯一の治癒可能な治療手段であるが,その適応は限られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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