文献詳細
文献概要
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解 血液・造血器腫瘍のプライマー
二次性白血病
著者: 渡辺健太郎1
所属機関: 1東京都済生会中央病院内科
ページ範囲:P.572 - P.575
文献購入ページに移動ポイント
●二次性白血病(secondary leukemia,therapy-related leukemia)は,悪性腫瘍患者の長期生存に伴いその発症は増加している.
●二次性白血病の予後は一般的に不良であり,平均生存期間は2〜8カ月であるが,予後良好な一群も報告されている.
●高齢者や全身状態不良の場合には支持療法を考慮すべきである.
●de novo AMLの寛解導入療法と同様の化学療法で30〜70%の寛解を得られるが,寛解期間は数カ月と短い.
●同種骨髄移植は唯一の治癒可能な治療手段であるが,その適応は限られている.
●二次性白血病(secondary leukemia,therapy-related leukemia)は,悪性腫瘍患者の長期生存に伴いその発症は増加している.
●二次性白血病の予後は一般的に不良であり,平均生存期間は2〜8カ月であるが,予後良好な一群も報告されている.
●高齢者や全身状態不良の場合には支持療法を考慮すべきである.
●de novo AMLの寛解導入療法と同様の化学療法で30〜70%の寛解を得られるが,寛解期間は数カ月と短い.
●同種骨髄移植は唯一の治癒可能な治療手段であるが,その適応は限られている.
掲載誌情報