文献詳細
文献概要
今月の主題 First-line検査 一般症状からみたFirst-line検査
頭痛
著者: 畑隆志1
所属機関: 1北里大学医学部神経内科
ページ範囲:P.670 - P.673
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●頭痛を主訴に医療機関を訪れるものは極めて多いが,器質的疾患を有するものは少ない.しかし,それが機能的頭痛であっても治療の対象であるので,確定診断をつけることは重要である.
●鑑別診断で最も重要な点は詳細な病歴聴取である.神経徴候と組み合わせれば,ほとんどすべての鑑別診断が可能である.
●臨床検査のなかでは頭部X線CTと髄液検査が重要であるが,すべての医療機関で実施できるものではないため,病歴と神経学的徴候から詳細な検査が必要と思われたら,専門家のいる施設に送ることも重要である.
●頭痛を主訴に医療機関を訪れるものは極めて多いが,器質的疾患を有するものは少ない.しかし,それが機能的頭痛であっても治療の対象であるので,確定診断をつけることは重要である.
●鑑別診断で最も重要な点は詳細な病歴聴取である.神経徴候と組み合わせれば,ほとんどすべての鑑別診断が可能である.
●臨床検査のなかでは頭部X線CTと髄液検査が重要であるが,すべての医療機関で実施できるものではないため,病歴と神経学的徴候から詳細な検査が必要と思われたら,専門家のいる施設に送ることも重要である.
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