icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻4号

1994年04月発行

文献概要

今月の主題 First-line検査 異常症状からみたFirst-line検査

痙攣

著者: 宇高不可思1 重松一生1

所属機関: 1住友病院神経内科

ページ範囲:P.722 - P.723

文献購入ページに移動
ポイント
●“痙攣”には,convulsion以外にspasmやmyoclonusなども含まれる.その鑑別には,病歴,現症のほか,筋電図,脳波,誘発電位などの電気生理学的検査が必要である.
●痙攣(convulsion)は,真性てんかん,症候性てんかん,内科的疾患による二次性痙攣,心因性痙攣の4種に大別される.その原因の鑑別には,本人,家族および目撃者より詳細に問診を行い,first choiseの検査として,血液生化学検査,CT,MRI,脳波などの画像診断を行う.
●原因の究明と並行した速やかな治療が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら