文献詳細
文献概要
今月の主題 First-line検査 異常症状からみたFirst-line検査
多尿
著者: 堀田饒1
所属機関: 1名古屋大学医学部第3内科
ページ範囲:P.745 - P.747
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●通常,多尿とは1日尿量2,000ml以上を指し,病的ともなれば3,000〜6,000ml.
●小児,高齢者では頻尿を多尿と訴えることが少なくなく,診断を誤らない.
●診断を進めるうえで,尿所見が提供する情報は大きく,比重,蛋白,沈渣,糖,ケトン体は重要である.
●多尿の発症状況,尿所見からおおよその診断を下し,血液生化学検査,諸機能検査,臨症症状から総合的に診断を下し,鑑別する.
●非ケトン性高浸透圧利尿に陥った糖尿病は脱水著しく,診断・治療の時機を逸すると死の危険性は大きい.
●通常,多尿とは1日尿量2,000ml以上を指し,病的ともなれば3,000〜6,000ml.
●小児,高齢者では頻尿を多尿と訴えることが少なくなく,診断を誤らない.
●診断を進めるうえで,尿所見が提供する情報は大きく,比重,蛋白,沈渣,糖,ケトン体は重要である.
●多尿の発症状況,尿所見からおおよその診断を下し,血液生化学検査,諸機能検査,臨症症状から総合的に診断を下し,鑑別する.
●非ケトン性高浸透圧利尿に陥った糖尿病は脱水著しく,診断・治療の時機を逸すると死の危険性は大きい.
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