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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻4号

1994年04月発行

文献概要

今月の主題 First-line検査 異常症状からみたFirst-line検査

リンパ節腫脹

著者: 岩田純一1

所属機関: 1関東労災病院血液内科

ページ範囲:P.750 - P.752

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ポイント
●リンパ節腫脹をきたす疾患は多種多様であり,熟知しておくこと.
●リンパ節腫脹患者の診察のポイント
1)発熱,皮疹や全身症状の有無
2)腫脹が限局性か全身性か?
3)腫大リンパ節の疼痛,硬度,大きさ,可動性
4)限局性の急性感染症では化膿創などの責任病巣の発見
●原因疾患の頻度は細菌性,ウイルス性の急性感染症が多いが,悪性腫瘍などの重要疾患を見落とさないことが肝要.
●検査は,血算,生化学,CRPに加え,疑わしい疾患に特異性を有するものを選んで加える.
●リンパ節生検は診断上有用であるが,侵襲を伴うため症例を選んで行うべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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