文献詳細
文献概要
今月の主題 First-line検査 臨床場面に応じたFirst-line検査
術前の検査
著者: 中島正暢1 跡見裕1
所属機関: 1杏林大学医学部第1外科
ページ範囲:P.808 - P.809
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●術前の検査は患者のリスクを把握し,侵襲による合併症を最少とすることと,病変の正確な診断で適切な術式を選択するために行われる.
●いわゆる術前検査一式を漫然と実施するより,超音波内視鏡やMRIなどの画像診断に加え,腫瘍マーカーや吸引生検細胞診を適宜行うべきである.
●超音波検査は,非侵襲性で反復検査が可能なことや結果が即時に得られるので,First-line検査の中心と位置づけられる.
●術前の検査は患者のリスクを把握し,侵襲による合併症を最少とすることと,病変の正確な診断で適切な術式を選択するために行われる.
●いわゆる術前検査一式を漫然と実施するより,超音波内視鏡やMRIなどの画像診断に加え,腫瘍マーカーや吸引生検細胞診を適宜行うべきである.
●超音波検査は,非侵襲性で反復検査が可能なことや結果が即時に得られるので,First-line検査の中心と位置づけられる.
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