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薬を正しく使うためのDrug Information—副作用について・4
インターフェロンとうつ病・自殺企図
著者: 上島国利1
所属機関: 1昭和大学医学部精神医学
ページ範囲:P.852 - P.854
文献購入ページに移動 インターフェロン(IFN)の適応が悪性腫瘍からB型慢性活動性肝炎,さらにC型慢性活動性肝炎にも拡大され,使用頻度が急速に増加している.多くの患者に投与されるに従い,さまざまな副作用が知られるようになったが,なかでもIFNによる精神症状のうち,抑うつ,自殺念慮,自殺企図は生命を脅やかす重篤な副作用である.
本稿では,まずIFNによる精神症状全般を概観し,次いで抑うつ(うつ病),自殺企図などの診断と,その対策について述べてみたい.
本稿では,まずIFNによる精神症状全般を概観し,次いで抑うつ(うつ病),自殺企図などの診断と,その対策について述べてみたい.
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