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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 外科から内科へのメッセージ 内視鏡下外科手術の現況と問題点

大腸の早期癌

著者: 沢田俊夫1 河村裕1 武藤徹一郎1

所属機関: 1東京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.908 - P.911

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ポイント
●腹腔鏡下手術は従来の外科手術手技と全く異なった新しい手技である.
●手術操作は正しい外科解剖学的な層で行うことが重要である.
●大腸に対する腹腔鏡下手術には,①腹腔鏡下大腸切除術(intracorporeal operation)と,②腹腔鏡補助下大腸切除術(extracorporeal operation),③腹腔鏡補助下小切開大腸切除術がある.
●視野の展開には,①気腹法と②吊り上げ式,あるいは③両者を併用する方法がある.
●腹腔鏡下大腸切除術の適応は大腸部分切除(楔状切除)に限られる.
●大腸切除は腹腔鏡補助下大腸切除術で行われる.
●吊り上げ式腹腔鏡補助下小切開大腸切除術は大腸リンパ節郭清術(R2)を可能にした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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