文献詳細
文献概要
今月の主題 外科から内科へのメッセージ 内視鏡下外科手術の現況と問題点
前立腺肥大症と前立腺癌
著者: 田島惇1
所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科(分院)
ページ範囲:P.930 - P.932
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●経尿道的前立腺切除術(TUR-P)は,今日でも前立腺肥大症の手術治療の大変優れた標準として位置づけられている.
●内視鏡の観察の下に肥大した前立腺組織に対して,レーザーを照射する方法が普及しつつある.本法では出血がほとんどないのが特徴である.
●前立腺癌による尿道の閉塞を解除するため,癌組織をTUR-Pにより姑息的に切除することがある.
●前立腺癌のステージを正しく判定するため,腹腔鏡下骨盤内リンパ節切除は大変有用であり,本法は侵襲も少なく,確立された診断法となりつつある.
●経尿道的前立腺切除術(TUR-P)は,今日でも前立腺肥大症の手術治療の大変優れた標準として位置づけられている.
●内視鏡の観察の下に肥大した前立腺組織に対して,レーザーを照射する方法が普及しつつある.本法では出血がほとんどないのが特徴である.
●前立腺癌による尿道の閉塞を解除するため,癌組織をTUR-Pにより姑息的に切除することがある.
●前立腺癌のステージを正しく判定するため,腹腔鏡下骨盤内リンパ節切除は大変有用であり,本法は侵襲も少なく,確立された診断法となりつつある.
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