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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 外科から内科へのメッセージ 内視鏡下外科手術の現況と問題点

膀胱腫瘍

著者: 松田公志1

所属機関: 1関西医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.934 - P.935

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ポイント
●膀胱腫瘍は表在癌と浸潤癌で治療方法が大きく異なり,診断にはCTなどの画像診断とともに内視鏡下生検が不可欠である.
●表在癌は通常,経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)で治療できるが,膀胱内再発と浸潤癌への移行が問題である.再発予防には膀胱内注入療法が行われる.
●浸潤癌は根治的膀胱全摘除術の適応であるが,予防改善のために集学的治療が行われるようになり,さらに術後のQOL向上のために新しい尿路変更法が開発されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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