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今月の主題 外科から内科へのメッセージ 進歩・向上した外科手術
解離性大動脈瘤の手術
著者: 渡部幹夫1
所属機関: 1順天堂大学医学部胸部外科
ページ範囲:P.951 - P.954
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●解離性大動脈瘤の手術成績の向上は,手術症例の増加をもたらしており,発症数の増加と言うよりも,早期診断が可能となったことと,手術補助手段の改善がこれに寄与していると思われる.
●急性のStanford A型解離は不可逆的脳障害をきたしている症例と,他に致死的疾患を合併する患者を除いて,ほぼ全症例に手術が適応と考えられる.この疾患の存在を救急医のみでなく一般医も常に念頭に置く必要がある.
●解離性大動脈瘤の手術成績の向上は,手術症例の増加をもたらしており,発症数の増加と言うよりも,早期診断が可能となったことと,手術補助手段の改善がこれに寄与していると思われる.
●急性のStanford A型解離は不可逆的脳障害をきたしている症例と,他に致死的疾患を合併する患者を除いて,ほぼ全症例に手術が適応と考えられる.この疾患の存在を救急医のみでなく一般医も常に念頭に置く必要がある.
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