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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 外科から内科へのメッセージ 進歩・向上した外科手術

乳房形成術

著者: 山本浩1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院外科

ページ範囲:P.967 - P.970

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ポイント
●近年,乳がん患者の外科治療に対する関心事は乳房温存を主軸とする手法への大きな期待感であり,その意図するところは,乳房の整容性と同時に手術の根治性について安全性が得られるか否かに関してである.
●乳房喪失によってしばしば見られるphysicalおよびpsychological issuesはさまざまなdepressive signsの発現に集約され,これが患者自身の社会的および性的機能に問題を投げかけている.
●一方,このような趨勢にあって,今日では国の内外を問わず外科治療の中に乳房再建の技術が導入されて整容効果を挙げ,普遍化した段階にまで達している.その結果,本法が患者のquality of life(QOL)向上に寄与していることが示唆される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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