文献詳細
今月の主題 外科から内科へのメッセージ
癌の外科治療とその限界
文献概要
ポイント
●大腸早期癌のうちsm癌では約10%のリンパ節転移がみられる.
●リンパ節転移をきたしやすい要因としてsm 2,3の症例,脈管侵襲のみられる症例,病巣先進部の分化度が低下するもの,病巣のsizeの大きなものが注目される.
●肺,肝への血行性転移を有する大腸癌症例では,合併切除が可能ならば約30%の5年生存率が期待できる.
●直腸癌に対する機能温存手術が積極的に試みられ,人工肛門造設患者の減少,排尿障害,性機能障害が低下している.
●大腸早期癌のうちsm癌では約10%のリンパ節転移がみられる.
●リンパ節転移をきたしやすい要因としてsm 2,3の症例,脈管侵襲のみられる症例,病巣先進部の分化度が低下するもの,病巣のsizeの大きなものが注目される.
●肺,肝への血行性転移を有する大腸癌症例では,合併切除が可能ならば約30%の5年生存率が期待できる.
●直腸癌に対する機能温存手術が積極的に試みられ,人工肛門造設患者の減少,排尿障害,性機能障害が低下している.
掲載誌情報