文献詳細
文献概要
カラーグラフ 生検による組織診断・5
消化管(Ⅰ)
著者: 滝澤登一郎1
所属機関: 1東京都立駒込病院病理科
ページ範囲:P.1035 - P.1039
文献購入ページに移動 消化管の生検材料は,病理組織診断の対象として最も一般的なもので,病理医にとっては,最初に実地診断の訓練の対象となる“入門篇”である.しかし,他の領域と同様に,各症例を的確に診断することは決して容易なものではなく,片手間仕事は通用しない.
2回にわたり,消化管の生検組織診断に内包されている問題点について,具体例に即して解説してみたい.初回は胃癌の生検診断を取り上げ,次回に食道と大腸の生検に関する問題を中心に概説する.
2回にわたり,消化管の生検組織診断に内包されている問題点について,具体例に即して解説してみたい.初回は胃癌の生検診断を取り上げ,次回に食道と大腸の生検に関する問題を中心に概説する.
掲載誌情報