icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス

臨床に役立つ栄養の基本

国民栄養調査結果

著者: 原正俊12

所属機関: 1女子栄養大学公衆栄養学 2前厚生省健康増進栄養課

ページ範囲:P.1096 - P.1100

文献概要

ポイント
●国民栄養調査は,昭和21年以来毎年実施しているもので,平成4年の結果は次のとおりである.
●国民が摂取している栄養素の所要量に対する充足率は,平均的にはおおむね良好である.
●脂肪エネルギー比率が適正摂取の上限とされている25%をわずかながら超えている.
●カルシウム摂取量は,依然,所要量を約10%下回っている.
●食品群別摂取量は,ほぼ横ばいである.
●食塩摂取量は,1人1日当たり12.9gで前年と同値であり,ブロック別にみると総じて東高西低の傾向にあるが,全国均一化の兆候がみられる.
●血液検査を30歳以上の者について行った結果では,歩行数が多いほどHDLコレステロール値が高い傾向にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら