文献詳細
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス
臨床に役立つ栄養の基本
文献概要
ポイント
●身長,体重による肥満の判定には現在BMI[body mass index:体重(kg)/身長2(m)]が多く用いられる.
●疾患罹患率や死亡率がBMI 22で最低となることから,日本肥満学会では標準体重=22×身長2(m)と定めている.
●同じ肥満度でも,体脂肪分布の違いで合併症(糖尿病,高脂血症,高血圧など)の頻度が異なる.
●身体活動量の多い者は骨格筋重量が多く,過体重でも必ずしも減量を要さない場合もある.逆に,身体活動レベルの低い者では,骨格筋量の減少により正常体重でも体脂肪量が相対的に多く,運動指導が重要である.
●各人の体脂肪分布や身体活動量を考慮し「望ましい体重」を個別に判断する必要がある.
●身長,体重による肥満の判定には現在BMI[body mass index:体重(kg)/身長2(m)]が多く用いられる.
●疾患罹患率や死亡率がBMI 22で最低となることから,日本肥満学会では標準体重=22×身長2(m)と定めている.
●同じ肥満度でも,体脂肪分布の違いで合併症(糖尿病,高脂血症,高血圧など)の頻度が異なる.
●身体活動量の多い者は骨格筋重量が多く,過体重でも必ずしも減量を要さない場合もある.逆に,身体活動レベルの低い者では,骨格筋量の減少により正常体重でも体脂肪量が相対的に多く,運動指導が重要である.
●各人の体脂肪分布や身体活動量を考慮し「望ましい体重」を個別に判断する必要がある.
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