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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 栄養素のとり方—最近の話題

脂質と脂肪酸

著者: 秦葭哉1 中島久実子1

所属機関: 1杏林大学医学部高齢医学

ページ範囲:P.1134 - P.1136

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ポイント
●食事の脂肪摂取量は,全エネルギーの25%以下であるのが適当とされている.
●脂肪摂取量をごく大雑把に推定するには,朝昼夕3食とも和風なら1日40g,3食とも洋風なら80〜100g,1食でも洋風や中華風が入れば60gとみなす方法がある.
●脂肪の質に関して,単に動物脂肪と植物脂肪,飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸という従来のくくり方で評価するのでは不十分である.
●栄養素としての脂肪を評価する指標として,動脈硬化指数(atherogenic index:AI)と血栓形成指数(thronbogenic index:TI)が提唱されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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