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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス

栄養素のとり方—最近の話題

炭水化物

著者: 川井紘一1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科

ページ範囲:P.1137 - P.1141

文献概要

ポイント
●炭水化物は生体のエネルギー源としてばかりでなく,糖蛋白,糖脂質,核酸の構成成分としても重要である.
●総摂取カロリーの50%程度は炭水化物でとる必要がある.
●肝臓は空腹安静時にはグルコースを毎時8g,脳,筋肉,赤血球のエネルギーとして放出している.
●Acarboseは澱粉や蔗糖の消化を遅延させ,糖尿病患者の血糖コントロールおよび脂質代謝改善に有用である.
●パラチノースは非う蝕作用および抗う蝕作用と,消化が遅いという特色をもった甘味料である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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