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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス

栄養素のとり方—最近の話題

経腸栄養法

著者: 遠藤昌夫1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1154 - P.1158

文献概要

ポイント
●経腸栄養を目的として開発された栄養食(剤)を,経管的に投与する方法に限定して解説した.
●極めて多種類の栄養食(剤)が存在し,その分類上の名称に混乱がみられるが,大別して半消化態栄養と成分栄養に分けられる.
●食品あるいは薬品として登録されているものの間に明確な差はない.
●半消化態栄養食(剤)は,主として消化管機能が保たれ,経口摂取のみが障害されている病態に有用である.
●成分栄養剤は,十二指腸より下部に注入される場合,あるいは食物抗原を除去したい際に有用である.
●最近開発された投与経路の作製法およびガストロボタンを紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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